少し韓国語の勉強を始めているみなさんへ、
日本語・韓国語(한국어・한국말) の同一起源説
みなさん! 気が付きましたか。
日本語の丁寧表現、「です」、「ます」、「山下さん」
の”す”、”す”、”さん”、はそのまま韓国語の丁寧表現、
”시” ”서” ”씨” としてちょっと形を変えて使われます。
日本では人に呼びかけるときに、「さん」や「先生」を付ける
のがごく普通です。 韓国語も全く日本語と同じ習慣です。
はだかの名前だけで呼びかけることはほとんどありません。
”씨” ”선생님”とやります。
日本語の格助詞「て、に、を、は」にもそっくり対応する
韓国語の助詞があります。 文の語順も、日本語と韓国語とでは
完全に同じです。 違うのは、語彙と文字、これらは思いっきり
違うので、しっかり勉強しないと上手には話せません。
こんな風で、日本と韓国はもともとは同じ民族・同じ言語の集団で、
半島に留まるか、目と鼻の先にある4つの島に渡るかどうか、
その一大決意をしたか、しなかったかの違いです。
島にわたった人々は毎日半島に戻るわけにはいかないので、
別の兄弟言語としてのことばを進化させたと考えるのが、
ごく自然な想像です。
まあ、学者さんによっては、まったく違う意見を言う人も多いので、
好きなように想像をふくらませてください。